2015年5月6日水曜日

どうですか、この抜群のフラグ回収率。

先月、「7月中に切削加工を終わらせたい」

とか言ってましたが諸事情によりそれどころじゃなくなってしまい、まだ加工が終わってません。

7月中に出来たことといえば、雌ネジ切り用のバイトを作ったことぐらいでした。

もう、「ここまでは今月中に」とか「○月には完成させる!」とか、

変なフラグを立てるのは止めようと思います。




エミッター部分が完成し、ここから作るパーツには雌ネジを切る必要が出てきます。

例の、失敗して外れなくなってしまったヤトイにもテストで雌ネジを切ってはみたんですが、

またあんな具合にパーツが噛みこんでしまったらシャレにならないので、

精度的な部分を考えて、当初は既製品の雌ネジ切り用のスローアウェイバイト

(先端のチップが交換できるバイト)を使おうかと思っていました。

でもスローアウェイバイトって結構高いんですよこれが。

なので、手持ちの完成バイト(未研バイト)から削り出すことにしました。

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左が加工前、右が加工途中の完成バイトです。

端部は直角が出ていますので、ここはそのまま生かすように削っていきます。

端面を基準にして30°、折り返しで30°、刃先の角度は出来るだけ正確に60°に仕上げる必要があります。

これは刃物台にセットした時、被削物との平行、直角を確実に出せるようにするためです。

削り上がったのがこの状態。

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先端もそこそこ良い感じに削れたと思います。

実際に使うときは、金属の定規や他のバイトを挟んで被削物との直角を出します。

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このバイトを使って切った雌ネジがこれです。

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前回の失敗がトラウマになっているので、噛み込むことが無いように意識したせいで

ちょっと深く削りすぎましたが、一応ネジとしては機能してます。

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反対側にもネジを切って、このパーツ(MHS風に言えばエクステンション)は出来上がり。

続いてメインボディとなる、グリップ部分を作ります。

このパーツ、露出してくる部分だけでも80mm弱、ネジ部分やチャックの掴みシロを考えると

100mm超のアルミ棒を中ぐりしなければいけません。

蛇腹部分で分割して、最後に嫌気性接着剤(ロックタイト)で固定する方法も考えましたが、

あえて一本で削り出すことにしました。深い穴の中ぐりの経験を積んでおきたかったからです。

まず有効長100mm以上が確保できる、止め穴にも使える中ぐりバイトを一本作りました。

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素材のアルミ棒と中ぐりバイトをセットするとこんな感じです。

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バイトのシャンクにマジックで印がしてありますが、ここが大体、刃先から100mmの位置です。

バイトの長さいっぱいまで突っ込んでもアルミ棒の長さには足りません。

この印と、削っている時の音を頼りにバイトの送り出しをストップしなければならないので、慎重に削りました。

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中ぐりと外径を削り終えたところです。貫通穴はφ20です。

端面を整えた後、グリップの溝を切っていきます。

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ちなみにこの溝切り、前にも書いたように楽しいことは楽しいんですが、結構神経を使います。

まず作業前に突っ切りバイトの刃先を研ぎなおして整形し、その状態での刃の幅を計っておきます。

今回は刃幅1.4mmでした。(研ぎなおすと結構変わります。)

このパーツの場合、凸部分の幅が4.5mm、凹部分の幅が3.8mmなので、

① まず基準となる部分に溝を切って、

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② そこから画像左方向に、3.8-1.4=2.4mmだけバイトを移動して、同じ深さだけ切り込みます。

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③ 間に1mm幅の削り残しが出来るので、これを削った後、バイトを左右に動かして溝部分を整えます。

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④ 次にこの溝の、画像左側の面にバイトの側面を押し付けた状態でハンドルの目盛りをゼロにセットし直し、

そこから4.5+1.4=5.9mm、バイトを左に移動して・・・・ ①に戻ります。

計算自体は別に難しいわけじゃないんですが、今回のように溝がたくさんあると

「あれ?次は何mm送ればいいんだっけ?」といちいち不安になるんです。

一発、送り量を間違えたらアウトですから。

こうしてなんとか、全ての溝を削り終えました。

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これはポンメル側になるんですが、ここにも雌ネジを切るのでバイトの逃げ場所を作っておきます。

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・・・が、これをちょっとミスりました。ネジ部分の長さを15mmにするつもりだったんですが、

間違えて10mmに・・・ バイトの逃げ用の溝の幅を広く取りすぎてしまったため、

ここにつながるパーツ側の雄ネジの削り出しが、かなりシビアになってしまいました。

とりあえず、現時点で出来ているのはここまでです。

なんだか相変わらず中途半端なところで止まってしまいましたが、まぁ焦るとロクなことにはならないし。

加工中は、極力チャックから外すことは避けなければいけないので、

グリップをチャックに咥えたまま、エミッターをあてがってみました。

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だんだん、それっぽくなってきました。早く残りのパーツも削り出したい衝動に駆られます。

雌ネジを切る場合の下穴のサイズと切りこみの深さ、繋がる雄ネジとの相性とか、

ちょっとまだ掴み切れていないところがあるので若干の不安が残ってはいるんですが

また失敗して作り直しにならないように慎重に作業を進めたいと思います。

でもまぁ、ある程度のヤマは超えたと思うので、8月中にはでk(ry

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