2015年5月6日水曜日

イギリス製 オビANHのこと

お久しぶりです。やっと少しセーバーがいじれそうな状況になってきました。

なので、まずは去年11月の大阪オフ会に持っていくために大急ぎで組み上げた

RB Repricas製オビANH プロップレプリカのお話を。

このセーバーはもともと、番頭さんのブログでその存在を知ったんですが、その時点で既に

ほとんどのパーツ製作が終了していたため、いずれRPFのJunkyardあたりで購入しようと思っていました。

しかしある日、なんとなく眺めていたRPFで、第二期の募集をかけているのを知り、急いで申し込んだのです。

最初はグレネードとエミッターの募集、そしてラスが言うには

「もちろん、ブースターとコーンアダプターもまた作るよ」ってことだったんですが、

なぜかポンメルについては明言されておらず。ちょっと不安だったのでポンメルの製作予定を聞いてみると、

「ポンメルはまだ前回のが余ってるよ」との返答。それなら、ということで、まずはポンメルを購入しました。

そして届いたポンメルですが・・・ 4分割されているパーツのはずが、エンドキャップが外れた以外は

どんなに頑張ってもビクともしない。この時点でなんかすっごい嫌な予感。

プライヤーを駆使して何とか外そうと試みましたが、結局外すことができず。

クロームメッキの表面を少し傷つけてしまうという最悪の事態に陥りました。

これで結構テンション下がったりしてたんですが、仕方がないので旋盤が届いてから、

ポンメルを内側からチャックの爪の外側でがっちり固定し、鉄の丸棒を四角に削ったレンチを

パーツの底にあいた穴に差し込み、思い切りひねってみました。

すると「ギッ」という鈍い音と共にパーツが回転し、やっと分解成功。中はこの有り様でした。

イメージ 1

・・・やっぱりね。ここまで外さなくてもボルトを通して固定することはできるんですが、

一番良く見るプロップ写真に準じた仕様にするには、どうしても一度分解して、パーツを反対向きに

組み直す必要があるのです。しかし、クロームメッキの見える部分までが錆に浸食されているのには

ちょっと凹みました。基本的にはウェザリングっぽい仕上げにするつもりではあったんですけど。

まぁ気を取り直して次、グレネードとエミッターの着色。

ブルーイングしてみようかとも思いましたが、迷った末、今回はバーナーで炙って

焼き色(ヒートブルー)を付ける方法を試してみました。

これが着色前のグレネード。
イメージ 2

これをバーナーでじっくりと炙り、少しずつ色をつけていきます。

一通り、うっすらと色が変わった時点で、流水にさらして強制冷却。

するとこんな色になりました。
イメージ 13

「道具を使いこんでいくうちに自然に焼けた鉄の色」っぽい感じを表現したかったので、

表面に色ムラができるように、バーナーの炎を当てる時間を、あえて不均等にしてみました。

(この部分が色が変わるほど熱くなるとしたら、セーバーとしては使い物にならないとは思いますがw)

今回は加熱したあとに水で冷やしましたが、自然冷却するとまた違った感じになるのかも知れません。

この方法でつけた色は、パーツをサンポールにつけるとすぐに落とすことができるらしいので

気が向いたら試してみようと思います。

同じ要領で、エミッターパーツ2点にも色をつけます。
イメージ 15
イメージ 16

アウターパーツは焼き色をつけた後、軽くペーパーをかけて色を落としてあります。

そしてコーンアダプター。

これ、面白いな~と思ったのが、1つの部品でも、面によって色味が違うんですよね。

多分、加工後の表面の状態に依るのだと思いますが。
イメージ 17
イメージ 18

ちょっとピンぼけしてますが、色の違いが分かりやすいこの写真を。
イメージ 19

外径部分と比べて、端面、内側のテーパー部分は明らかに色が違うのがよく分かると思います。

特にテーパー部分なんかはもう、すっごい綺麗なメタリックブルー。

ま、ここはこの後、削って色を落としたんですけどw

組み付けるとこんな感じです。
イメージ 20

次はブースター。ホントはブースターもスチール製が良かったんですが、

今回はアルミ製のみ(オプションでアルマイト仕上げは有り)の製作だったので、

試しに以前から興味があった、これを使ってみることにしました。
イメージ 21

バーチウッド社のアルミブラックです。

これを希釈して空きペットボトルに入れ、そこにブースターをドブ漬けします。
イメージ 3
イメージ 4

これ、真鍮用等の黒染め液と比べると、匂いがかなりきついです。

試しに鉄の棒をちょっと浸してみると、速攻で黒く染まりました。それだけ強力ということですね。

しばらく放置した後に取り出したブースターは、赤サビが浮いた鉄の部品のように見えました。
イメージ 5

これの表面をシリコンオイル等で磨くと表面の粉っぽい汚れが取れて、良い感じの黒になりました。

・・・が、なんかおかしい。エッジの部分とか、剥がれてないか?

と思って、試しに爪で軽く引っ掻いてみると、あっさりアルミの地肌が顔を出しました。

最初、やり方が悪かったのかと思って、液の希釈率を変えてみたり、漬けこむ時間、

引き揚げた後の乾燥時間を思いっきり長くしてみたり、いろいろ試したんですが、

結局、鉄や真鍮のように「染まった」感じではなく、あくまでも表面に色が乗っただけ、という具合にしか

仕上がらず、すぐに色が剥がれてしまいました。

このアルミブラックを使ってアルミ製の道具を染めている実例をネット上で見かけましたが、

あれは使っているうちに、角の部分とかから剥がれてきたりしないんだろうか・・・

この辺に関して、どなたか情報をお持ちでしたら教えて頂けると嬉しいです。

とりあえずアルミの黒染めは断念し、色を落とします。
イメージ 6

ブースターの溝の内側部分とかは比較的色が落ちにくくはあったんですけどね~。

でもやっぱり実用的とは思えませんでした。

オフ会に間に合わせたかったので、この後、ミッチャクロンを吹いて艶消し黒で塗装しました。

そして残るのは真鍮製のステムと、ウインドヴェイン。
イメージ 7

これはもう、番頭さんのこの記事のまんま。真鍮用の黒染め液で染めます。

グレネードがそれほど深い黒では無いので、それに合わせてやや薄めの色に染まるように・・・

したつもりだったんですが、染め終わった後に磨いて、色が落ち着いてくると結構濃い色になったので、

表面をピカールで軽く磨いて色を調整しました。
イメージ 8

ここまでくれば、あとは組み立てるだけです。

PS-STUDIO(with EFINKさん)製のスぺーサーと寸切りボルトを使って、固定していきます。
イメージ 9

このエミッター側、グレネードの固定用に、先日作った主軸手回しハンドルと同じような仕組みの

拡張式のパーツを作ってみようと思ってはいるんですが、現在、旋盤をバラして調整中のため

仮にクランプの圧迫だけでグレネードを保持してます。

エミッターはサビが浮いてくるのが怖いので、これまた仮の処置として、

小さく切ったマスキングテープを詰め物代わりにしてインナーとアウターを固定してます。
イメージ 10

というわけで完成。

イメージ 11

イメージ 12

この鉄を焼いた色、見る角度や当たる光の加減によって結構違う色に見えたりするのが面白いです。
イメージ 14

つい最近、パークスから買い物をしたんですが、クランプ単品にオマケでバブルレンズをつけてくれたので

とりあえずそれをそのまま使ってます。なので8バブル。今度Blast-techから7バブルレンズ買おう。

しかし、やっぱりこのセーバーカッコエェェェェ!

0 件のコメント:

コメントを投稿